住みながらのリフォーム工事の場合、お客様は常に現場を見られているので、比較的、引渡には苦労しません。

また、職人さんの頑張りも目の前で見ていたので、多少の温情もあります(温情だけに頼る事は良く無いですが。)。

ところが、空き家工事の場合、そうはいきません。仕上がり重視です。

遠方から引越されるお客様は、工事後に初めて仕上がりを見る事になります。

また、近くにお住まいの方でも、工事中は養生材に覆われている為、ちゃんと見るのは工事後になります。

一般的に、「引き渡す前に、入念な竣工検査をしなさい。」と指導される事があります。

間違いではないのですが、効果は薄いです。

そもそも、部屋の汚い人が「綺麗に片付けました。」とか「掃除しました。」といって、綺麗好きな人がチェックしたらどう思います?

ほぼアウトですし、やり直しですよね。

それと同じ事で、人の感覚を直すのは至難の業です。

勿論、第三者がチェックする機能があれば効果はあるでしょうが、それでも人次第なので確実ではありません。

では、どういう風にすれば?という事ですが、こんな感じです。

指摘は100%ある事を前提に、工事後にお客様と一緒に指摘を探す日(指摘捜索日)を設けるのです。

だって、事前に自分たちがこれで大丈夫と思っても、お客様がダメと判断したら無意味じゃないですか。

なので、気になる箇所は絶対にある事を前提に、一緒に印を付けるんです。

そして、その印の箇所を引渡日までに直しておけば、引渡し当日はスムーズです。

もし、格好つけて、当社は竣工検査を実施しますのでご安心を!みたいに言って、「これで!?」って言われたら信頼を落しますよね。

なので、指摘ヶ所は一緒に探すものなんだ、としておけば良いのです。

細かいお客様なら、死ぬほど付箋を貼ってますから(笑)

それで良いんです。OK(合格)基準はお客様なのですから。

それと、お客様も印を付けたという事で、多少の責任が生じます。

その意図もあるので、とても効果的です。

勿論、事前に社内でチェックして、そして、お客様との捜索日にしても構いませんが、それだともう1日費やす事になります。

1回のチェックで上手く引き渡す為には、最初からお客様との指摘捜索日にされてみては如何でしょうか。

リフォームコンサルティング会社として、何かのお役に立てれば幸いです。

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