このチャンネルの以前の動画で、元請会社は分離発注ではなく、一括発注をメインにするべきとお話させて頂きました。

そして、ベストは、一括と分離の併用だとお伝えしました。

今日は、一括発注するべき業種について、お話させて頂きたいと思います。

基本的に、室内リフォームの場合、大工・水道・電気・内装などなど、互いに干渉し合う業種については一括発注です。

経験豊富な社員さんであれば、分離できるスキルはあるでしょう。

しかし、多くの社員さんは、そうではありません。

例えば、お客様から内装の仕上がりを指摘されたとします。

その場合、大工の下地工事が原因なのか、内装屋の責任なのか判断できません。

また、配線についても同様に、電気屋と大工の言い分を聞いても、判断しきる事ができません。

しかし、これらはお客様にとっては、どうでも良い事です。

いち早く指摘を対応する必要があります。

とはいえ、各業種とも言い分があるので、ただでは動きません。お金が掛かります。

その場合、誰が費用負担するんですか?責任の所在がハッキリしない以上、元請になります。

次の例は、お客様から傷や破損の指摘を受けたとします。

日付が定かでなければ、作業員名簿があっても分かりません。

また、複数の業種が作業をした場合、誰が付けた傷なのか不明です。

これも、お客様にとってはどうでも良い事で、いち早く直す必要があります。

誰が費用負担してリペアしますか?同様に責任の所在がハッキリしないので、元請になります。

これが一括発注なら、工種は複数入っていたとしても、発注先は1社なので、責任の所在はそこに追及できます。

このように、社員さんにスキルがあり、尚且つ、何のトラブルも無ければ分離発注は成功するかもしれません。

しかし、多くの社員さんはそこまでのスキルも無く、そして、現場は生き物なので、必ず何かしらあるものです。

一見、一括発注の方が原価が高く付くと思いきや、年間を通じたらどうでしょう。

また、スキルがあって分離をしていた社員さんの粗利とは別に、動いた回数や時間、費やした経費を確認したら、どんな結果になっているでしょうか。

もうお分かりですよね。

ただ、中には分離しないといけない業種もありますので、そちらについては、以降の動画でお話したいと思います。

リフォーム業コンサルティング会社として、何かのお役に立てば幸いです。

2015-2logo

お問い合わせ