マンションリフォームと一言で言っても、お客様が住みながら出来る小規模な在宅リフォームや、空き家にしないと出来ない規模の工事があります。

また、空き家リフォームといっても、既に不動産を所有している方の工事もあれば、今度、購入する家を引越までに工事を終えるリフォームもあります。

今日は、中古仲介+リフォームで最も多い、購入した家を引越までに終えるマンションリフォームの注意点について、お話したいと思います。

戸建リフォームと違いマンションリフォームの多くは、管理組合や理事長に改装工事の届出を出さなくてはなりません。

規約に沿った内容か否か、遮音等級を満たした材料を使用しているか否か等を確認する為です。

これも、工期や大まかな内容を書いて出すだけの簡易な所もあれば、図面を添付して、使用する材料を明記した物を提出する所もあります。

また、床材をリフォームする際も、上下左右の承諾で良い所もあれば、隣接以外に16件の同意が必要な所もあります。

16件の同意が必要な所は、刑事や探偵ばりに張り込まなくてはなりません。「あっ、電気が点いた!今だ!!」みたいに(笑)

大抵、滞在しているであろう時間帯に行くのですが、人によっては、「暗くなってから来るなんて、非常識だ!」って言われる事もあります。

ならばと思い、土日の午前中に行くと、「休日の朝から何なんだ!」と怒られます。

そして、オートロックのマンションの場合、1回ずつ外に出てインターフォンを押さないと、「どうやって入ったのですか!?」と不審者扱いです。

さんざん怪しまれた結果、「主人に相談しないと。」という事で押印してもらえません。

これらの作業は大抵、契約後に取る行動です。とはいえ、何回も現場に通ったので、1回いくらです!みたいに追加費用も貰えません。

これが、以前からそこに住んでいるお客様のリフォームならマシです。

一度や二度は足を運んでも、それ以降はお客様に託す事も出来ます。

また、お客様から理事長や管理会社に抗議してもらう事も可能です。

ところが、新たに引っ越して来られるお客様の家をリフォームする場合、なかなかそうは行きません。

気の強いお客様ならガンガン言ってくれますが、新参者という事で、業者に全権を委ねられるお客様も居ます。後者の方が多いです。

また、届出も、厳密には所有権が移転してからの提出なので、戸建のように、所有権移転後の翌日から作業に入れない事も多々あります。

融通を利かせて、売主さん名で先に出す事を内々で許可してくれる所もありますが、ダメな場合の方が多いです。

他には、いつ所有権が移転するという事を明記して、届出を受理してくれる所もありますが、こちらもダメな場合もあります。

所有権が移転してからの届出の提出、尚且つ、同意書類が多い場合は、最悪です。

従って、これらの条件は戸建リフォームと全く違いますし、マンションリフォームの中でも、所有権移転の有無は大きく拘わってきます。

必ず、事前に事細かくルールを把握される事をお勧めします。

中古仲介リフォーム・買取再販リノベーションコンサルタントとして、何かのお役に立てれば幸いです。

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