こういったご質問を頂きました。

「不動産仲介業を取り入れてリフォーム事業を拡大したいと考えております。今後、宅建免許は取得する予定ですが、現在はありません。やはり、事業を展開するには宅建免許取得後でしょうか?」(一部割愛)

既にご存じの通り、不動産仲介業を取り入れる以上、宅建免許や宅建業者登録は必要です。

従って、取得前に不動産仲介業を取り入れる事はできません。

ところが、中古不動産を購入してリフォームやリノベーションしたいお客様を集客して請負いを受注する事は十分可能です。

注文住宅事業に例えると分かりやすいでしょうか。

注文住宅の展示場に来られるお客様は、既に土地を持っている方ばかりではありません。

中にはそういったお客様もおられますが、これから土地を探して家を建てられる方も大勢おられます。

まだ土地が無いからといって、「帰ってくれ!」なんて言いません(笑)

そういったお客様に対し、宅建免許がある会社はレインズ(不動産業者専用の物件登録サイト)で探したり、自社に仲介部があるような会社は、そこに依頼したりします。

ただ、自社の仲介部やグループ会社の動きが悪い事も多々あるので、その際は外部の仲介業者にも依頼します。

また、外部の仲介業者によっては、手数料が両手じゃないとやる気を出してくれない場合もあるので、注文住宅の会社に宅建免許があろうと無かろうと、仲介には絡まない事もあります。

これと同じように、中古不動産を購入してリノベーションやリフォームしたいお客様を集客し、外部の不動産仲介会社と提携して請負いを受注する事は可能です。

不動産仲介業を取り入れたリフォーム・リノベーション戦略の前提として、集客したお客様から確実にリフォームやリノベーションを受注するといった目的があります。

最も重要なのはそこです。

宅建業者になって、仲介業者と戦うという事ではありません。

仲介だけで戦っても負けます。餅屋は餅屋です。

ただ、宅建免許があれば、レインズを見て、業者売主や物元の仲介会社に広告掲載の許可を確認し、許可が降りれば自社のサイトに掲載する事が出来る等、有利な点は多々あります。

更に、客付をすれば、手数料が入ります。

このように、宅建免許があるに越したことはありません。

ただ、無くても集客は出来ますし、物件の案内同行をして、リフォームやリノベーションを受注する事も可能です。

従って、宅建免許がある場合のリフォーム戦略と、無い場合の事業戦略を立てられてみては如何でしょうか。

リフォーム会社の為の戦略コンサルティング・営業コーチング会社として、何かの参考になれば幸いです。

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