こういったご質問を頂きました。

「区分のリノベーション再販事業を始めたのですが、不動産仲介の経験しかなく、工務店から出て来る見積書の内訳が分かりません。把握するコツはありますか?(一部、割愛)」

どういった書式なのか見ていないので分かりませんが、大体の予想は付きます。

おそらく、トップページの項目は、こんな感じではないでしょうか。

・仮設工事・解体工事・水道工事・電気工事・ガス工事・木工事・衛生機器工事・内装工事などなど。

ここから更に、各々の項目ごとの下層ページがある書式だと思います。

こういった書式の場合、経験者や作業をする側にとっては分かりやすいですが、未経験者の方にしてみれば、「何のこっちゃ?」だと思います。

因みに私は、B to B to C の経験が長ったので、どちらの気持ちもよく分かります。

ただ、その工務店さんが B to C のように、エンドユーザーがメインの商売なら、この書式はダメです。

やはり、相手に分かりやすい部屋別・部位別・工種別の書式にする必要があります。

しかし、そういったエンドユーザーが相手の元請け会社は、大抵は値段が合わない為、あなたも依頼されないと思います。

やはり、リノベーション再販の工事を依頼するとなれば原価が重要なので、どうしても小規模な法人相手がメインの工務店さんになると思います。

仮に、B to B がメインの工務店さんに、分かりやすい部屋別・部位別・工種別の書式変更をお願いしても、しばらく頭をかきむしった後に、「無理!その金額でやるから勘弁して!」ってなると思います(笑)

では、どうすれば良いのか?という事ですが、結論として、見積書は詳しく把握できなくても良いです(笑)

勿論、私はクライアントさんに対しては講義を行う為、早く理解されます。

しかし、それを未経験者の方が理解しようとしても時間が掛かります。

そもそも、トップページの項目は似ていても、下層ページになると各社で表記も様々なので、把握するのは大変です。

従って、要は、これがこうなる!ここがこうなる!といった事が分かれば良いので、ポイントだけ押さえれば最低限どうにかなります。

ただ、いくら最低限といっても、区分ならbeforeの図面はあるにしても、afterの図面は提出してもらう必要があります。

更に、仕上表や仕様書といった、どこに何が使われるといった書面も提出してもらう必要があります。

後は、配管や配線等の隠蔽部を全て取り換えた事が分かる写真を添付してもらえば十分です。

見積書以外にも、漏電検査や、圧を何キロ何分といった漏水検査など、大切な事は他にもあります。

しかし、それらは最悪、あなたたちプロでしょ!で何とかなります(笑)

少し楽観的に聞こえるかもしれませんが、最低限のポイントを押さえておけば何とかなりますので、事業主であれば、そこまで心配されなくても良いのではないでしょうか。

不動産会社の為のリノベーション戦略コンサルタントとして、何かの参考になれば幸いです。

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