「不動産仲介業では決済時に一括で仲介手数料を受領している為、リフォームの集金も完工後にしていたのですが・・・(一部、割愛)。」

といったご相談を頂きました。要は、未収が発生しているといった内容です。

このチャンネルは不動産会社の経営者向けchなので既にご存じだと思いますが、仲介手数料は決済時に一括という会社もあれば、契約時に全額という会社もあります。

また、契約時に半金、決済時に半金といった企業もある為、各社様々だと思います。

リフォームも同じで、危険とはいえ、完工後に一括もあれば、少額工事のみ着工前に全額という会社もあります。

私の知る限りでは、着工前に50%、完工後に50%といった支払い条件が多いです。

そもそも当然ですが、不動産仲介業とリフォーム業の最も大きな違いは、原価が発生するかしないかです。

不動産仲介業は売上=粗利ですが、リフォームは売上-原価=粗利になります。

つまり、原価が発生する=支払いが発生するという事になります。

お客さんからの振込みが完工後一括でも、協力業者への支払いがそれよりも後なら問題ないです。

しかし、営業マンに起因するクレームによってお客さんからの入金が遅れた場合、協力業者への支払いは持ち出しになります。

勿論、パートナー業者内の1社に起因するクレームなら、是正するまでその業者への支払いは留保する場合はあっても、それでも関係ない業者への支払いは生じます。

そういった事を考えると、やはり、前もって代金は受領しておく必要がある為、着工時50%完工時50%の支払い条件がベストです。

あと、一般的なリフォーム工事なら大抵は1ヶ月以内に終わるので、お客さんに振込んでもらうにしても2回が限界かと。

ところが、マンションリノベーションや戸建の全改装+外構といった大型の2ヶ月にまたがる工期の場合は、請負う金額も大きいので半金半金でも危険です。

例えば、粗利率30%の場合、原価率は70%なので、契約時に10%・着工時に30%・中間で30%にしておけば、工事が終わるまでに原価分70%は確保できます。

このように、請負う金額が大きくなると危険度も上がる為、やはり、万一に備えて工事が終わるまでに、せめて原価分は集金される事をお勧めします。

不動産会社の為のリフォーム事業コンサルティング会社として、何かの参考になれば幸いです。

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